森林学科で学べること

 森林は, 人類の生存にとって不可欠な自然環境を提供してくれる存在であり,地球上で最も現存量の多い生物資源でもあります。 この森林環境や森林資源に関する課題についてグローバルな視点で理解できる能力を身につけ, 持続可能な森林環境や社会の実現に貢献できる人材の育成を目指しています。そのためには,木材の生産だけではなく森林で生産されるバイオマス資源の有効利用や自然環境の保全, 土砂災害などを防ぐ国土保全などの多様な森林の機能を巧みに取り扱い,それらの機能を持続的に発揮させる知識について学習します。

3つの研究分野とキーワード

 森林⽣態系と私たちの暮らしのつながりを意識しながら、⾃然科学と社会科学の視点から“森の恵み”を持続的に活⽤するためのアイディアや実践を学びます。「森林エコシステム」・「森林サービス」・「森林バイオマス」の3つの分野を通じて新たな可能性を考えていきます。

開講科目について

森林学科ならではの講義

 森林学科の1年次では, 「森林概論Ⅰ・Ⅱ」と「森林基礎実習」の2つの特徴的な講義を設定しています。森林の考え方や見方について、講義室からフィールドワークまで幅広く学ぶための講義を行っています。